龍谷大、大学院で2学科新設へ

龍谷大学京都市伏見区)は23日、大学に政策学部政策学科(定員250人)を、大学院に地域協働研究科(修士課程で定員20人)を、それぞれ平成23年4月に新設することを計画し、22年4月に文部科学省に設置手続きを行うと発表した。環境など国際的な社会問題や、地域問題に対応力を持つ社会人や研究者を育てるのが狙い。学部自体の新設となる政策学部政策学科では、海外の自治体職員らを講師に迎えることも検討するという。

最近、文系の大学院の新設が相次いでいる。文系は理系と比べて、座学の授業と研究のための部屋を用意すればよいので、比較的簡単に設立できる。博士の学位を持っている教授を数人配置すれば、文科省の設立基準を満たすようだ。