ブラック企業とシュガー社員 

シュガー社員(シュガーしゃいん)とは、社会保険労務士の田北百樹子(たきた ゆきこ)が提唱する、主に若者を中心とした社会人としての自覚やモラルなどの欠ける者をさす言葉。 2007年10月に出版された『シュガー社員が会社を溶かす』(ブックマン社)が初出。

以下に、シュガー社員の特徴とその傾向別のタイプを挙げる。なお特別の断りがない限り、田北の説明によるものとする。 シュガー社員とは、主に次のような特徴を持つ社員を指す:

* 突然何の連絡もなしに会社を辞める。
* 仕事場で叱責すると、親が会社に来て抗議する。
* 定刻通りに出勤しない(時間にルーズ)。
* 会社よりもプライベートを優先し、業務に支障をきたす。
* 自立心が乏しいわりに、自信過剰である。

など、甘やかされて育った若手社員を砂糖(シュガー)の甘さに喩え、会社を『溶かしてしまう』要因となる、と説いている。

ブラック企業(ブラックきぎょう)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、従業員に労働法やその他の法令に抵触しまたはその可能性がある条件での労働を強いたり、関係諸法に抵触する可能性がある営業行為を従業員に強いたりする、若しくは賃金や福利厚生等に対して見合わない異常に過大な身体的、精神的、金銭的、本来の業務とは無関係な非合理的負担を与える労働を従業員に強いる体質を持つ企業(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む)のことをさすインターネットスラングである。

類義語にDQN企業がある。対義語にホワイト企業がある。

拡大解釈として、事業所の周辺環境や地元地域社会への配慮・貢献、消費者のニーズ・アフターケアに対する考慮が薄い企業などを指して使われることもある(消費者に対するサービスと質が劣悪である場合にも使われる)。


どっちもどっち、だと思う。シュガー社員は、自分の会社をブッラク企業といい、ブッラク企業は、自分の社員をシュガー社員と呼ぶ。

シュガー大学生とブラック大学」というのも面白いワードである。