「私語は授業妨害」学部長が掲示 モンスター大学生が増えた!

http://www.j-cast.com/2008/11/14030404.html

「授業中の私語による授業妨害について」。こんな掲示が関西の名門私立大学に張られていたと新聞コラムが紹介し、話題になっている。私語は、教授らが注意しても効かないほど酷いというのだ。モンスター大学生が増えているということなのか。

私語対策には、各大学も苦慮しているようだ。

神戸山手大学では、3年前から講義系の主な科目で、座席指定を義務付けている。「仲良しで固まったり、教室の後ろで目が届きにくくなったりすると、私語が増えるんです。学生から『後ろを注意しても静かにしてくれない』と要望があったのがきっかけです」。また、大阪電気通信大学では、2年前にゲーム機「ニンテンドーDS」を授業に使い始めたところ、私語が少なくなり、それもあって拡大導入した。「学生が授業に集中できるようになり、コミュニケーションも活発になった」といい、私語防止には授業の工夫も大切なようだ。

慶大の小林教授は、教授が教授らしくすることで私語を防いでいる。

「授業中の私語や携帯メールなどは許していません。『それが嫌なら出て行け』と言います。つまみ出すために、大学院生のティーチングアシスタント2人を付けたほどです。教室は教授以外に管理できないのに、それができないのは、だらしがないんです。学部長が口出しできるのは、学生が焚き火をしたなど特別な場合です。もちろん、教授が予習をきちんとして、最先端のいい講義をするのが最も大切で、私も心がけていますよ」


学生を擁護するわけではないが、「つまらない授業ほど、私語が多い」と思う。教員も私語を少なくなるように工夫をしなければならない。ただの板書による昔ながらの授業であれば、寝るし、私語もする。毎年、おんなじ内容の授業をしていれば、学生もつまらないと思う。

教員であったころ教員向けのセミナーに参加していたことがあるが、教授がたの受講態度がひどかった。お疲れのようで半数が居眠り、私語(他の打ち合わせ)をしている教員もいた。