東大の大学院教授、研究費不正使用で処分 公費で図書カードや茶器

2009.11.25 16:01

東京大は25日、公的研究費を不正使用したとして、大学院医学系研究科の50代の教授を出勤停止5日の懲戒処分にしたと発表した。 東大によると、教授は平成16年度から18年度にかけ、業者に文房具などの消耗品を架空発注。実際には図書カードや茶器を納入させ、科学研究費補助金など約59万円を目的外に使った。 図書カードは研究課題に関するアンケートに協力した人への謝礼に、茶器は研究室で使い、私的流用はなかったという。 松本洋一郎副学長は「公的研究費の適正な執行について、引き続き周知徹底を図っていきたい」としている。

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