今春初任給、87%が据え置き=大卒伸び率は最低水準−経団連調査

日本経団連が29日まとめた2009年春の新卒者の初任給調査によると、昨年9月のリーマン・ショック以降の世界的な経済危機の影響で、初任給を据え置いた企業が全体の87.0%と前年(52.0%)より大幅に増加した。引き下げた企業も1.8%と前年(0.4%)を大きく上回り、引き上げた企業は11.2%と前年(47.6%)の4分の1以下に激減した。
 事務系の初任給を見ると、大学卒は前年比0.09%増の20万8306円。金額はわずかながら最高を更新したが、伸び率はIT(情報技術)バブル崩壊の余波で企業業績が低迷していた02、03年春と並ぶ過去最低レベルとなった。(2009/09/29-16:25)

大学卒の初任給の推移



以上をみるとココ10年間はほとんどUpしていないことがわかる。また福利厚生の内容もかなり減っていることも指摘されている。