大学でも学級崩壊

最近、大学でも学級崩壊が起こっている。授業を聞いても内容が難しくてまったく理解できないのであろう。寝る。ポータブルゲームをする。携帯でメールをする。雑談をする。授業を抜け出してタバコを吸う。教科書や配布資料に落書きをする。こんなサマを見ながら教員は授業はできない。まじめに大学で勉強したいと考えている学生もいるのに、不真面目な学生によって不利益を受けることになる。

学級崩壊(がっきゅうほうかい)とは、文部科学省(学級経営研究会)の定義によれば、「生徒が教室内で勝手な行動をして教師の指導に従わず、授業が成立しない学級の状態が一定以上継続し、学級担任による通常の手法では問題解決ができない状態に立至っている場合(学級がうまく機能しない状態)」である。その成立にはLD(学習障害)児が関わっていることが指摘されており、近年、教育・社会問題としてマスコミなどに取り上げられている(1998年には、NHKスペシャル「広がる学級崩壊」で映像として報道された。