デフレと学費

ご存知?大学の学費は30年でこんなに上昇


大学の学費が現在どのくらいかかるか?
平均値が上記のサイトに載っていたので下に示す。

国立大学 254万円
私立大学文系 380万円
私立大学理系  510万円
医歯学系(6年)  2,600万円
(出所: 文部科学省調査より)


という感じになっています。そのほか、授業に使う書籍代や交通費、下宿をしている場合は、もっとかかる。


国立大学の学費の推移(文部科学省 国立大学法人支援課)
昭和50年度
授業料36,000円+入学金50,000円=合計86,000円
昭和55年度
授業料180,000円+入学金80,000円=合計260,000円
昭和60年度
授業料252,000円+入学金120,000円=合計372,000円
平成元年度
授業料339,600円+入学金185,400円=合計525,000円
平成6年度
授業料411,600円+入学金260,000円=合計671,600円
平成12年度
授業料478,800円+入学金277,000円=合計755,800円
平成18年度
授業料535,800円+入学金282,000円=合計817,800円


上記が国立大学の学費の推移、ここ数年、デフレの影響で生活費が安くなっているが、
学費は値上がりをする一方である。

家計の収入が落ちている状況で、これまで上がりつづけたのは、国立の授業料が私立の授業料よりも安かったから、上げる余力があったから。

しかし、近年では学生集めのため、私立も学費を下げる試みをしているところもある。

2002年度より福岡の第一経済大学は今年度新入生より学費を昨年度の半額に設定。また名古屋市にある大同工業大学も2002年度の社会人コースの学費を半額程度に設定しています。


学費を下げる余力のあるところは、どんどん下げるということになれば、大学淘汰が始まり、サービスも良くなるのではないかとおもわれる。