親子で就職活動

親子で就職活動をやる時代になったと思います。ほとんどのご家庭は、「大学生になったのだから、本人に任せる」とい方針ではないでしょうか?しかし本人に任せていたら、いつまで待っても就職活動が始まりません。親「いつになったら、就職活動を始めるの?」子「やっているよ。ごちゃごちゃいわないで。大丈夫だから」と家庭でやり取りをしているケースが少なくないと思います。いまどきの学生は自覚が足りないと言われているように社会の厳しさを分かっていません。父親がしっかりサポートをしてあげるとスムーズに就職内定が取れると思います。企業も面接で父親の職業や仕事ぶりをあえて聞くことがあります。ぜひ、か弱い学生のサポートをしてあげてください。

厳しい就職戦線……親子二人三脚の活動が明らかに
厳しい就職活動が続いているようだが、学生は就職後のキャリアプランをどのように考えているのだろうか? 約7割の学生は「1つの企業で働きたい」とし、より安定志向が進んでいるようだ。レジェンダ・コーポレーション調べ。

あなたは内定をいくつもらいましたか? レジェンダ・コーポレーションの調査(5月13日〜5月19日)によると、内定獲得数は1人平均1.0社で、昨年同時期(2008年5月14日から5月20日)と比べ、37.5%減少(1.6社)していることが分かった。また1社の内定を獲得するにあたって必要なエントリー数は、同170%増の1人平均64.1社。「1社の内定を獲得するにあたり、就職活動の量が大幅に増加しているようだ」(レジェンダ・コーポレーション)

 就職活動を行う上で、親に協力してもらっている学生はどのくらいいるのだろうか。親から何らかの協力を受けながら、就職活動をしている人は 63.3%。その内容を聞いたところ「就職活動費の金銭的援助を受けた」との回答が最も多く47.2%、次いで「自己分析を手伝ってもらった」(17.4%)、「エントリーシート添削や面接練習につきあってもらった」(11.5%)、「業界研究・企業研究を手伝ってもらった」(6.0%)と続いた。

 また親が就職活動に関与することについて「親の関与はありがたいと思うし、親も積極的に協力してくれる雰囲気がある」(33.8%)、「親の関与は好ましく思わないし、協力も得ていない」(23.5%)という結果に。親の関与について、好ましく思う学生と好ましく思わない学生に分かれる傾向がうかがえた。

 インターネットによる調査で、2010年4月入社予定の学生6106人が回答した。調査期間は5月13日から5月19日まで。