専修大入試で出題ミス 10か月後に17人追加合格

専修大学(東京都千代田区)は9日、2月13日に実施した2009年度一般前期入試の選択科目「日本史」で出題ミスがあり、17人を追加合格にしたと発表した。

 同大によると、ミスがあったのは、四つの選択肢から正解を一つ選ぶ設問で、正解が三つあった。11月に外部からの指摘で発覚した。同大では、10万円のおわび料を支払うほか、追加合格者が他大学に入学している場合、その入学金や授業料を補償した上で、編入や来年度からの入学を認める。受験浪人している場合は来年度からの入学となる。

 同大によると、追加合格者のうち4人はほかの入試方式で同大に合格し、在学している。
(2009年12月10日 読売新聞)