2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

大学の本当の就職率

以前の記事で、ほぼ100%の就職内定率という記事を書きました。 数値にはからくりがありますということを述べました。実際のところ 大卒、短大 卒のフリーター率は30%。 したがって、景気がよいときで、就職内定率は約70%です。大学・短大に入学すれば…

大学全入時代 生き残りへ危機感募らせる専門学校

下は2007.10.27の記事。 この時点で、大学はまだ余裕がある状態で景気もよかった。このころから専門学校の経営破たんを、聞くようになっていた。 大きな原因は、大学の専門学校化。 専門学校や短大から4年制大学への鞍替えが少し前に行われてきたという事実…

「私語は授業妨害」学部長が掲示 モンスター大学生が増えた!

http://www.j-cast.com/2008/11/14030404.html 「授業中の私語による授業妨害について」。こんな掲示が関西の名門私立大学に張られていたと新聞コラムが紹介し、話題になっている。私語は、教授らが注意しても効かないほど酷いというのだ。モンスター大学生…

教授、助教授による学生へのハラスメント

こちらの記事をまずは参照。大学は凄い陰険な社会構造。 私の経験から、おじさんの教員には、陰険な教員が多いかも知れない。 いい先生も沢山います。 しかし、学生にはいい先生を見分けることができない。 人のうわさに乗りやすい。(あそこの研究室は、楽…

就職(内定)率のマジック

就職(内定)率計算式 就職決定者数÷就職希望者数就職を希望している人のうち、どれだけの人数が就職したか(または、内定をもらえたか)という割合。あくまで就職を希望した人数に占める就職決定者の割合であり、例えば①進学、②留学、③ニート、④フリーター…

高卒就職内定率、過去最大の下落=厚労省

厚生労働省は4日、来春卒業予定の高校生の就職内定率(9月末時点)が、前年同時点を13.4ポイント下回る37.6%にとどまったと発表した。1988年以降では4番目の低さで、下落幅は過去最大。企業の採用抑制による就職難が深刻化し、かつての「就…

2009年度の就職内定率

企業側からでなく学校側から調査した前年10月、12月、卒業年2月、4月の各1日現在での就職内定率(4月は就職率)の推移を大卒に関して掲げた。 2009年の卒業生については、派遣労働者の契約解除(いわゆる派遣切り)と並んで、新卒者の内定取り消しが雇用情勢…

私立の半数近くが定員割れ

大学に詳しい人なら、すでに日本の私立の半数近くが 定員割れをしている、という報道を知っておられると思います。 年々ますます悪化。年々、厳しさは増しています。[http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/165524/:title=(下記などを参考にしてく…

大学の補習授業

各大学では、高校や中学で勉強をしてこなかった人に対して、学習支援を行うセクションを作り対応していることが多い。しかし、勉強をするのは本人であって、学習支援をする人たちではない。熱意ある教員は補習授業も、自分の時間を削って行っていることも多…

私大の47%「入試に問題あり」 学力不足でも合格に

入学者の学力水準などをめぐり、入学選抜方法について回答した私立大の47%が「問題がある」と感じていることが21日、日本私立大学団体連合会の調査で分かった。学生確保のため基礎学力が不足していても受け入れざるを得ない実態があらためて浮かんだ。…

私学助成の充実

文科省のページ によると、 私学助成を充実をしますよ〜と歌っていますが、金額ベースでは減額している。 ようは、金額は減らして、費用対効果を重視するということを数年前から行っているということ。これは、自民党政権のときの政策である。もちろんマニュ…

京大教授、女子学生にセクハラで辞職

京都大は16日、学生と不適切な関係があったとして学内で調査の対象となっていた大学教員が辞職したと発表した。大学関係者によると、辞職したのは50代男性で総合人間学部教授。女子学生に対するセクハラ行為があったという。 大学によると、学生(当時)…

大学院の質の低下

1990年代に大学院が多数設立されたこと、あるいは大学院の定員数の増加等により、大学院の質そのものが落ちているといわれている。いわゆる学歴のインフレと呼ばれている。大学院によっては修士論文は、学卒論文程度のレベルまで落ちているケースも指摘され…